BENZ W124-260E オルタネーター・レクチファイヤー 交換記

バッテリーから電気が漏れていることが分かり、原因を探ったところ、オルタネーターが
熱を持っていて、バッテリーマイナス端子を外し消費電流を測定すると
約3Aの電流が放電されていることが分かりました。

しかし、:エンジンを掛けると充電電圧は13.5Vと正常です。
とりあえずオルタのブラシユニット(レギュレーター)を交換しましたが、問題は解決できませんでした。

ネットからオルタのレクチファイヤが短絡しているのではとの情報を頂き点検すると
整流ダイオードが損傷しているようで、オルタ自体の交換、もしくは内部基盤のレクチファイヤー
部品を交換するかの選択になりました。

レクチファイヤーは馴染みの無い部品でどこで販売されているかも分からない状態でしたが
とりあえずネットで検索すると、1点だけオークションで出ていることが分かり、価格も¥6980
とのことで適合するかどうか問い合わせると、適合しますとのことで、購入することにしました。

このページでの修理の紹介は、あくまでもDIYでの場合です。
リビルト業者では、レクチファイアーの取り付け面にサーマルグリス(放熱用グリス)を塗布したりと
独自の方法があるようですがここでではしていません。ご了承ください。

(記2009.07.18)


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W124 アウトファンタイプのレクチファイヤーです。
後部面からの写真です。

オークションで見つけました。
見慣れない部品ですが、オルタの内部基盤です・

OEMかなと思いましたが、実はmadein Chinaでした。
これはアフター部品と呼ばれている物かも知れません。
価格は税込みで¥6980+送料です。

ネット上で唯一の販売部品だったので選択肢はありません。

でも一点でもあったのはラッキーだったと思います。
リビルトのオルタは数万円しますから・・。

耐久性がどの位かが問題ですが、純正部品でも
耐久性に問題があるものもありますよね。
レクチファイヤー内部面からの写真です。
コイルとの接続箇所は3箇所です。
間違わないように位置を確認しておきます。
レクチファイヤーの整流素子でしょうか

別の面です。+の素子が3個あります。
真ん中にコネクタのための金属が出ています。
W124用でもコネクタの種類が違うものがありますので
注文時に確認しましょう。

スリットのある金属部があります。
これがブラシユニットとの接点となります。
曲がったりしないよう注意しましょう。

古いレクチファイヤーとコイルの接合部です。
ここはハンダ付けですのでハンダを剥がす必要があります。
位置を間違えないよう カラーでマーキングをしておきました。
この状態でハンダを剥がすのは難しいと思います。
レクチファイヤー側の線をニッパーでカットして
コイルとレクチファイヤーを分離してから裏側から半田ごてを
あてれば剥がしやすいと思います。
コイル+レクチファイヤーとケースを剥がさなければなりません。
レクチファイヤーの固定ネジを4本外し、ケースの周りを
プラハンマーで均等にたたくと少しずつ出てきます。
傷をつけないよう慎重に外しましょう。
はがれにくい場合は、隙間にCRCをしみこませておけば
簡単に剥がれると思います。
(オルタの種類により固定ネジが別にある場合があります)
よく観察して判断してください。
コイルとレクチファイヤーとの接点の古いハンダを
除去します。
ハンダ吸い取り器があれば便利です。
レクチファイヤーとの接合部を剥がした写真です。
うまくはがれてホットしました。意外と難しいです。

後側ケースです。これでも洗浄して汚れを落とした
状態です。
レクチファイヤーを取り付けました。4本のビスで
固定します。
コネクタに接点が入るように位置を回転させながら
コイルをそっとはめ込みます。
コードが取り付けビスの上にかからないようにして
おきましょう。
次回取り外す時の障害になります。
ハンダ付けが完了しました。
われながらうまく出来たと思いました。(笑)
ハンダ付け技術が問われますね。

ハンダこては40Wタイプでハンダは185度で溶解の
物を使いましたが、古いハンダを剥がす時も40wで可能で
したので良しとしましょう。
ハンダ付けが終わったら、組み立になります。
4本のビスを固定するだけです。
電動ドリルで締め付け 同じトルクで対角線上に
締め付けましょう。
均等にとりつけが出来たか、また、分解前にサインペンで
ラインを引いておいた部分まできちんと入ったか
目視確認します。
また回転部を回転させ、スムーズに回転するか、
異音が出ていないか耳で確認します。

ブラシユニットです。
問題なく取り付けられたか、内部の接触部が
接合面ときちんと合っているか確認します。
(この部品はオルタのレギュレーターとも呼ばれています。)
バッテリーとのコネクタです。
周りのスペースが均等にあり位置に無理が無いか
目視で確認します。
コンデンサーでしょうか。
部品が元通りの位置にきちんとついているか確認します。
コネクタにはCRCなど塗布しておくといいでしょう。
オルタのブラシユニットも同時に交換しました。
ブラシの長さは約12mm 使用限界は約5mm
BOSCHのブラシ価格は約¥7200 
他のメーカー(KAE)のもので¥3500位のもあります。


オルタの取り付けは、オルタベアリング交換時のぺージを
参照してください。
テンショナーを触る必要はありません。
オルタネーターのプーリーをベルトに掛けてから
下の固定ボルトを先に通し半分固定してから
オルタを金棒をてこにして少し外側に移動して、上のボルトを
入ると簡単です。約10分で取り付け完了です。

何かの参考になりましたでしょうか・・。
エンジンを掛ける前に 取り付けが問題なく完了して
いるか十分にチエックしましょう。
先に+のバッテリー端子を接続します。マイナス端子を接続
する前にバッテリーマイナス端子とマイナスコネクタ間の
電流測定をして、過剰な電流が流れていないかテスターで
確認しましょう。
正常であれば0.01Aくらいの消費電流だと思います。

正常を確認してエンジン始動です。
アイドリングで13.5V〜14.5Vあれば正常に発電していると
判断していいのではと思います。

★アイドリング中のバッテリー電圧 13.92Vです。
配線を行い運転席からモニターできるようにしてみました。

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